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その首輪、噛み千切ってあげましょう?

1:亜朱◆5vCT3LvxUw :

2015/12/01 (Tue) 00:21:36

host:*.home.ne.jp
俺は首輪に縛られた、貴婦人たちの見世物だった。
だけどある日首輪を捨てて、流浪の野良になったのさ。
野良はいいぜ、なにしろ自由。
気ままに、風の吹くままに、何処へだって駆けて行く。

僕は餓えから逃げられぬ、惨めで哀れな野良だった。
だけどある日首輪をはめられ高貴な主人を持ったのさ。
首輪はいいな、なにしろ安全。
餓えずに、暖かい部屋で、僕は野良を忘れてく。

**********

2XXX年。
この時代の地球には、とある科学者の実験から生まれた人と獣のハーフ、獣人が存在していた。
人に獣の耳と尾が生えたようなその姿は、人間が彼らをペットとして扱うには十分だった。
人間と同じ思考を持ち、しかし人間が与える快楽を拒否することができなかった彼らは、
次第に人間に飼われる存在へとなっていった。
ただ、犬や猫などに野良がいたように、獣人にも野良は存在した。
人間に飼われることを嫌い、同志たちと群れて、あるいは独りで暮らす者たち。
飼われる者と、野良となった者の間には、広まりこそすれ、狭まることはない溝があった。
しかし、ひとつの出会いが両者の関係を大きく変える。
当事者たちは今はまだ何も知らずに、朝方の心地よい眠りを貪っているだろう。
まずは彼らのうちの片方をつつき起こしてみようか。
目を覚まさぬことには、何も始まらないのだから。

**********


初めまして、亜朱(あしゅ)と申します。
ここでは長江崚行、浅賀玲音、金子隼也の3人を
メインとした小説を書いていきたいと思っています。
だかしかしここで問題が。
自分は小説を書くことに関してはまったくの素人です。
お見苦しい点が多々あると思いますが、何卒お付き合い下さい。
なお、NGワードに触れてしまうためひらがなが多くなると思いますが、ご了承下さい。

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